
中学・高校との連携
令和3年度 近畿工業化学教育研究会 ~秋季大会で、本校の教育内容について講演!~
2021.12.28
12月8日、本校を会場として、「令和3年度 近畿工業化学教育研究会 秋季大会」が開催されました。
近畿工業化学教育研究会は、高等学校教育における工業化学教育の研究発表、研究協議等を開催して、会員の資質向上と工業化学教育の発展を図るために活動されており、化学系学科をもつ滋賀県2校、大阪府2校、兵庫県4校の高等学校の先生方で構成されています。
今回はその秋季大会として、本校での会場利用、教育講演および実験会の実施を受託したことから、19名の先生方が来校され、同会の研究発表会等の後、本校についての説明と、実験会を実施させていただきました。
秋季大会の内容から、本校の講演内容について紹介させていただきます。

本校校長の講演では、本校の教育方針として、「3つのポリシー(募集方針・教育目標・到達目標)」を設定・公表したことによる、学生の変化について説明しました。
また、現在新しく取り組んでおります、文部科学省からの委託事業「専修学校における先端技術利活用実証研究」についてもご紹介しました。内容としては、専修学校における職業人材の養成機能を強化・充実するため、産学が連携し、実践的な職業教育を支える実習授業等においてVR・AR等の先端技術の活用方策について実証・研究を行うとともに、在宅等でも、専修学校における実践的な職業教育の質を落とすことなく提供するための先端技術を活用した遠隔教育の実践モデルを構築する取り組みに関するものです。
講演終了後、聴講された先生方から下記のような所感を頂きました。
・本校が公表している3つのポリシーについて、大変参考になった。
・学生の成長を前面に出して、教育効果を発信されていることがよい。
・達成度の確認として「授業シート」がとても参考になった。
・化学の専門学校の人材育成の方法が参考になった。
<今後の取り組み>
本校では、専門学校教育をより見える化すべく、広報の強化を行っていきます。
現在取り組んでいることとしては、在校生や卒業生のインタビュー動画の公開、入学から卒業後の3年間の学生の成長ついてドキュメント形式でまとめた動画の作成があります。このような動画を通して、学校の先生方やお子様を持つ保護者の方、さらには本校に入学を考えている方たちに、本校の教育および入学後の成長をさらに分かりやすく見せることが出来ればと考えております。