認可校と無認可校の違い

「違い」を理解して、より良い進路選択へとつなげてください。

より良い進路選択を実現するためにも、
「認可校」と「無認可校」の違いについてしっかりと理解しておくことは大切です。
ここでは具体的にどのような違いがあるのか説明しておりますので、ご確認ください。

認可校と無認可校の違い

専門学校は、学校教育法により、職業教育を実施する教育機関として位置づけられ、都道府県知事の認可を受けて設置が認められます。
一方、職業訓練や教育を実施する会社等、こうした公的認可を受けていない機関も多くあります。認可校のみを会員とする大専各では、これらを総称して「無認可校」と呼んでいます。認可校と無認可校では以下のような違いがあり、無認可校では、認可校では受けられる数々の特典を受けることができません。また、一部の無認可校では、「専門学校」の名称に近い「専門校」や「専門の学校」などといった紛らわしい表現を使うところもあります。これらの違いをよく理解した上で、自分の目的に合った進路を選びましょう。

POINT

❶ 専修学校には、 専門課程、 高等課程、 一般課程をおくことができます。
このうち、専門課程をおいている学校は、学校教育法第126条により「専門学校」を称することができます。

❷ 要件を満たした認可校の修了者は、文部科学大臣より 「専門士」 「高度専門士」の称号が付与されます。

❸ 無認可校を卒業しても学歴として認められません。

❹ 日本学生支援機構や国による高等教育の修学支援新制度など、公的支援の対象になりません。