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大阪調理製菓専門学校 ecole UMEDA
2025.10.08
「カリフォルニアプルーン×羽曳野いちじく 学生たちの創造力が光る学内レシピコンテスト」
9月29日、大阪・関西万博のUSAパビリオン特別会場において、「カリフォルニアプルーン」と「大阪・羽曳野いちじく」をテーマとした学内レシピコンテストを開催いたしました。
村川学園では、米国農務省農産物貿易事務所(ATO)とタッグを組んで「大阪もん×ごちそうUSA」をテーマにした商品開発授業を取り入れてまいりました。今年のテーマ食材は「カリフォルニアプルーン」と「大阪府羽曳野市のいちじく」。
学生たちはこの2つを活かし、生菓子部門と焼菓子部門に分かれてレシピを開発しました。








冒頭では、村川秀夫理事長より「積み重ねてきた努力が単なる技術のレシピ発表に留まらず、日米両国の食文化の架け橋となってほしい」との挨拶があり、その後、大阪調理製菓専門学校和泉本校、大阪調理製菓専門学校ecoleUMEDA、山手調理製菓専門学校の3校代表チームがそれぞれの部門でプレゼンテーションを実施。
ターゲット層の設定やこだわりのポイント、原価の工夫、商品開発にあたり直面した課題などを、日々の学びを踏まえて堂々と発表しました。
採点の集計中には、USAパビリオンの展示ツアーにご招待いただきました。会場ではアメリカの教育プログラムが紹介され、同時に村川学園の国際交流や食を通じた教育活動のパネル展示も行われ、参加者の関心を集めました。さらに公式キャラクター「スパーク」が登場し、アメリカの最新テクノロジーを紹介。観光地の紹介や宇宙開発ロケットの体験など、迫力ある映像演出もあり、没入感にあふれる展示を楽しむことができました。
審査は「見た目」「独創性」「イベントとの整合性」など5項目で行われました。
⭐︎その結果、生菓子部門は山手調理製菓専門学校の『Bijou』、焼菓子部門では大阪調理製菓専門学校『ハニプルーンバックル』が最優秀賞に選ばれました。いずれも食材の魅力を最大限に引き出し、オリジナリティにあふれる作品となりました。
最優秀賞
生菓子部門 [Bijou]
焼き菓子部門 [ハニプルーンバックル]




最優秀賞には、賞状をはじめ、副賞としてカリフォルニアプルーンオフィシャルグッズ、FOODEX Japan 2026 カリフォルニアプルーン協会ブースでのレシピプロモーションサポート、さらにカリフォルニアプルーンVR体験の招待券が贈られました。
審査員の株式会社ブールミッシュ・吉田菊次郎会長からは「素材のハーモニーを追求する姿勢に感動しました」との総評があり、株式会社クラブハリエ・山本隆夫グランシェフからも「挑戦を続ければ必ず夢につながります」と熱いエールが送られました。
学生からは「宝石のようなビジュアルで、深い味わいのプルーンといちじくを楽しんでもらえたと思います。先生とクラスの仲間のおかげです」(Bijou)、「試作では焼き過ぎたり失敗も多かったけれど、受賞できてうれしいです」(ハニプルーンバックル)と喜びの声が寄せられました。
万博という特別な舞台での発表と交流は、学生にとって大きな自信となりました。
本コンテストを通じて、食材の可能性を探求する力、そして国際的な舞台で学びを発表する経験を重ねることができました。今後も村川学園は、教育と実践を結びつける機会を創出し、次代の食の担い手を育成してまいります。
学校情報
学校名:大阪調理製菓専門学校 ecole UMEDA
住所:〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-1-4
TEL:06-6341-5700
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