数字で見る「専修学校の実態報告」
即戦力の人材育成による社会的評価
■常に高い就職率
 文部科学省「平成27年度学校基本調査」における「卒業者に占める就職者の割合」では、「専門学校 81.8%」、「短期大学 78.0%」、「大学 72.6%」となり、専門学校が高等教育機関で最も高い就職率を誇っています。
 専門学校は統計を取り始めて以来、雇用情勢が厳しい状況が続き、他の学校種が50%台と苦戦をしていた時代も含め、就職率70%を切ったことがなく、常に社会のニーズにあった教育を実施してきた評価だと言えるのです。
■学んだ分野に直結する価値ある就職
 高い就職率を誇っていることは、前表で示した通りですが、専門学校が最も存在価値を示すのが、「学んだ分野に直結する就職」が可能であること。高い分野では99%、平均でも93%と、学費を無駄にしていないことが分かります。
■さまざまな産業界で活躍する専門学校卒業生
 専門学校は、各分野の専門的・技術的な知識及び技術を習得した人材を、様々な産業界に輩出し、今や専門学校卒業生がなくてはならない分野も存在しています。
■専門学校ならではの豊富な実習
 専門学校の教育の大きな特色は、実践的な職業教育・専門的な技術教育に力を入れていることです。分野により違いはありますが、講義形式の授業に比べ多くの時間を実習に割いています。
 さらに、文部科学大臣による「職業実践専門課程」の認定奨励により、企業連携による実習は増加する傾向にあると言えるでしょう。
■向上する専門学校卒業生の戦力評価
 採用先の企業において、10年前と比べて人材の質をどのように評価しているかを学校種別に調査された結果、約3分の1の企業が、全体的に人材の質が低くなったとされている一方で、高くなったと評価されているのは、専門学校卒業生が最も多いことが示されています。